幸せのコイン

幸せのコイン うんう(雲雨) 

素材:真鍮無垢

サイズ:25mm×25mm
販売価格:¥500

※エディション無し

 

2019年11月に沖縄県うるま市島しょ地域で開催された「うるま シマダカラ芸術祭」。

メイン会場となった浜比嘉島は、琉球開闢の神が降臨した神の島として広く知られ、パワースポットやリゾートホテル・絶景ビーチのある観光地であるにもかかわらず、一方で沖縄の原風景・伝統行事・事物・風習が今も数多く残されています。

スクラップアンドビルドを繰り返し近代化・均一化が進められてきた現代の日本において、そのような状態は稀なのでしょうが、地元の魅力に自覚的な島の方々の素朴で美しい日々の営みが守り抜いたシマダカラで溢れるこの現実に、心が震えずにはいられませんでした。

 

幸せのコイン制作にあたり、比嘉公民館の区長さん・書記さんと出会い、収集された100年以上前の貴重な写真を拝見しお話を聞く中で、「変化の渦中にあり、尚も強くそびえ立つ、ある岩の存在」に惹かれて行きました。市の調査資料によると、呼び名は【タッチュウ岩(タッチュウイシ)】。現在・5年前・60年前、全く違う表情をしていることに驚きを覚えました。タッチュウイシがまだ海沿いだった頃、その場所はアマミチューの墓へ向かう大切な位置にありました。

 

護岸整備の必要性を訴え続け与勝の守り人と慕われる真境名安明氏の土地整理事業、金武湾港(比嘉地区)護岸工事、県道238号線の全通など、時代の変化の中で形を変えながらも常に凛と佇むその岩は、私たちに大切なことを教えてくれている気がします。

指定文化財ではない無名のその岩が、島の方々や役所の方々の温かい想いの中で残されていることは言うまでもありません。シマダカラを感じ、残し、共に生きていく、この地域の魅力と姿勢を皆さんと共有したく、絵を描き、コインに刻みました。

 

「幸せのコイン」は、島に新しくオープンした「島パーラー浜比嘉店」に設置されています(ガチャガチャにて販売)。場所はなんと【タッチュウ岩】のふもとです。芸術祭関係者の皆様、島パーラー浜比嘉店オーナーの向井様、ありがとうございます。

 

コイン片手に、また何度もシマダカラに会いに来たいと思います。

これから先も、シマダカラが語り継がれて行きますように。

沖縄,イチハナリアートプロジェクト,画家,現代美術,平岡昌也
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